<K2 CADの使い方>                    

     シルク印刷設計


■ シルク印刷修正
 ・使用するレーヤーグループを 「部品面シルク設計」に設定します。
 ・部品実装がし易いように、また間違いが容易に発見できるように見やすく印刷文字、図形を
  修正します。 
   @文字は同じ向きにする。
   A部品参照番号は部品の近くに配置する。
   B文字は見やすい大きさとする。
   Cコネクタの端子番号などは1番と最後のピン番号をピンの近傍に明示する。
   Dダイオードや有極電解コンデンサなど極性があるものについては逆接防止の観点から
    ピン近傍に、ピン識別の記号を明示する。

■ 文字の位置調整
 部品参照番号、文字アイコンから作成した文字の位置を変更する方法は2つあります。
 (1)属性移動による方法(下記画面参照)
  @移動したい文字をマウスで選択します。
  A右クリックして現れるショートカットメニューのなかから「属性移動」を選択します。
  Bメニューがきえますので、移動したい文字をマウスでクリックします。ドラックはしません。
  Cマウスの移動により文字が移動するようになります。
  D移動させたい場所まで文字を移動しクリックするとその位置に文字は固定します。   

@A BC D

       ★ 尚、文字移動中にマウスホイールを回すか Rキーを押すと文字が回転します。


 (2)ファンクションキー F8 による方法
  @移動させたい文字にマウスを移動します。
  AファンクションキーのF8を押し(て離し)ます。
  Bマウスの移動により文字が移動するようになります。
  C移動させたい場所まで文字を移動しクリックするとその位置に文字は固定します。
   

@ AB C

      ★ 尚、文字移動中にマウスホイールを回すか Rキーを押すと文字が回転します。




■ 文字の大きさ調整

  文字の大きさを調整するには以下の要領で調整します。
  @ 大きさ調整をおこなう前の大きさを確認する。
  A 大きさを調整したい文字をマウス選択して、右クリックからショートカットメニュー出し、「修正」を
     選択します。
  B 「部品編集」ダイアログが現れますのこのなかの(参照番号の)「 F 」のボタンをクリックします。
  C 「文字編集」ダイアログがあらわれます。
     ・文字の形式についてはシルク印刷に関しては 必ずガーバー形式を選択します。
     ・文字のサイズを表すテーブルは通常 6 あたりが適当な大きさです。
     ・文字の太さを表すターレットは通常 2 あたりが適当です。
  D テーブルを6 → 16、 ターレットを2 → 3に変更してみます。
  E 部品参照番号が大きく太くなりました。
  

 

  @  
 AB
  C
  D
  E

   

■ サンプル基板のシルク印刷修正と追加 
  上記のやり方により、部品参照番号の大きさ 及び位置の修正を行います。 文字を見栄えよく、見やすい
 位置に変更します。 また 必要に応じて基板の名称: Sample Circuit と 部品番号: ABC-00123 等を
 シルク印刷に追加します。シルク印刷修正を行ったあとのサンプル基板を下記に示します。